2017年8月10日木曜日

C92お品書き

blogの更新を完全に忘れていましたので、直前で申し訳ありませんが取り急ぎお品書きと総集編2の表紙をアップしておきます。



2016年12月27日火曜日

C91冬コミのお知らせ。

C91コミックマーケットのお知らせです。直前の更新で申し訳ありません。
今回の頒布物は以下の通りとなっております。





新刊は水冷PC読本 vol.9 Mini-STX水冷編となります。
最新規格であるMini-STXマザーを使用した小型水冷マシンの構築ガイドになります。
拡張性のないケースですのでケース加工も行いましたので加工に関する解説も併せて掲載しております。

当日はデモ機として構築したMini-STXマシンを持参する予定です。

既刊につきましては在庫分を頒布いたしますがvol.7と総集編は在庫数が少ないため当日早々に完売する可能性が高いです。完売の際にはご容赦ください。


2016年8月6日土曜日

C90夏コミのお知らせ

夏コミのお知らせです。

今年の夏コミは3日目 8/14(日) 西地区 g 06aにて新刊頒布致します。
新刊は水冷PC読本 vol.8 ハードチューブ加工編です。



昨今はやりのハードチューブを使用した水冷PCの構築方法を解説した本です。
ハードチューブの曲げ方、切り方などを中心に加工でつまづきやすいポイントを解説しています。

加工事例としてデモ機も作成しましたので可能であればコミケ当日に展示致します。



既刊についてはvol.6,vol.7と総集編vol.1を頒布予定です。
vol.4~5の再版(総集編化も検討中)はしばらくお待ち下さい。申し訳ございません。

また今回は七十七さんのPCパーツ写真集「enth.」を委託頒布致します。

瀬文茶さんや清水さんなどゲストも多数参加したPCパーツ写真集というマニアックな一品です。
弊サークルからも数点素材提供させていただきました。

頒布物一覧
  • 【C90新刊】水冷PC読本 vol.8 ハードチューブ加工編 500円
  • 【C90新刊委託】enth. 1000円
  • 水冷PC読本 vol.7 水冷へのステップアップ編 500円
  • 水冷PC読本 vol.6 コンパクト水冷編 500円
  • 水冷PC読本 総集編 vol.1 1000円
当日は上記布陣にてお待ちしております。
猛暑が予想されますので皆さま体調には気を付けてご参加ください。


2016年3月6日日曜日

POSEIDON 980Tiレビュー

水冷PC読本 vol.7でASUS社の980Ti POSEIDONを使わせていただいたのですが、紙面と締め切りの都合上、取得したデータを全部使いきれませんでした。
現在、vol.4とvol.5の再版作業を行っているのですが、POSEIDONのデータを紙面上全て公開できていませんでしたのでblogで公開しようと思います。

とりあえず、POSEIDONの詳細をvol.7から引用して紹介します。

POSEIDONはR.O.G.ブランドで展開されているASUS社のビデオカードです。ベースクロックは1114MHz、ブースト時は1203MHzに設定されているオーバークロックモデルです。
水冷と空冷の両方に対応した「DirectCU H2O」という冷却ユニットを搭載しているのが最大の特徴で、空冷時においてもメーカー公称値でリファレンスクーラーと比較して空冷時で5℃、水冷時で30℃下げることができることを謳っています。水冷ユニット取り付け口はG1/4のネジが切ってあり、ユーザーが自分の環境にあったフィッティングを取り付けることが可能です。
その他の特徴としては装着済みのアルミ製のバックプレート、側面のR.O.G.のLEDライトの明滅、ASUS AUTO-EXTREMEと銘打っている自動化された生産工程とSuper Alloy Power IIと言われる、コンデンサやチョークコイルなどの部品レベルのカスタマイズによるリファレンスモデルとの差別化
です。




バックプレート標準装備。最近装備されているカードが増えましたね

リファレンスモデルと比較して大きめのクーラーと基板
 基板サイズはリファレンスの980Tiと比べて大きく搭載可能なケースを選ぶことになります。最近のカスタムモデルは横幅も拡大される傾向にあり、POSEIDONも同様に拡幅された基板を採用しています。


空冷での使用時は通常のビデオカードと特段違う点はない

空冷環境での性能確認

まず基本性能の確認として、空冷での性能測定を行います。弊サークルでは下に記載した環境
でベンチマークを行い発熱やGPUboost によるクロックの伸びを確認しました。

CPUIntel Core i7 5960X
M/BASUS RAMPAGE V EXTREME
MemCorsair CMD16GX4M4A2800C16
CaseIn-Win X-Frame
CPU BlockEKWB Supremacy MX
RadiatorBlackice NEMESIS GTS360
Pumpaquacomputer D5 pump motor with USB and aquabus interface

aquacomputer Pump adapter for D5 pumps, compatible with aqualis base, G1/4
Reservoiraquacomputer aqualis base for pump adapters 450 ml with fountain effect and nano coating

 vol.7掲載時には空冷・水冷両方の環境でOCCTのpower supply testを30min回し、負荷をかけた状態と、その後、30分アイドルさせた後の温度を計測しました。定番の3DmarkとFFベンチのスコアを本には掲載できませんでしたので、blogで計測結果を追記しています。

 空冷で温度の変化をモニタリングしたところ、アイドル時で38℃~ 40℃ぐらいで推移し、負荷をかけたところ、GPU は84℃まで上がりブーストクロックは最大1304MHz まで上がりました。しかし発熱の問題もあり、おおよそ1250MHz前後のクロックで推移しています。80℃を基準にGPU Boost でクロックが自動調整されている結果のように見えます。リファレンスではないオリジナルクーラーを搭載していても、GPU の発熱は高く、細かくクロック制御が行われている様子がわかります。負荷試験は完走したため、通常動作は問題はありませんが連続した負荷がかかり続ける状態では80℃に近い温度で推移しますので冷却には気をつける必要があるでしょう。ブースト時にしっかりクロックが上がる性能重視のボードと見て差し支えない無いでしょう。


 
GPUの最大温度は84℃となっており発熱量は高い。
反面CPUの温度は水冷化の効果もあり45℃で落ち着いている。

1300MHzを前後に上下にクロックが小刻みに変化している。
Boost Clockの調整が走っているのだろう

空冷時スコア 14869

空冷時スコア 14920

水冷化前の準備

POSEIDON 980Tiは前述の通りG1/4規格のフィッティングが取り付けることができ、チューブの太さなど各自の水冷環境に合わせることができます。今回は検証機 であることから、フィッティングにKOOLANCE製クイックリリースタイプの、QD3-MSG4とQD3-FS10X13を組み合わせて使用し、GPU の取り付け取り外しを容易にしています。検証機のように組み合わせを頻繁に変える場合にクイックリリースは非常に有用です。
 まず、水漏 れがないかブロック単体で通水チェックを行いました。フィッティングとブロックの相性(ネジ山や、取り付け部付近のクリアランスなど)が原因で水漏れが起 こる可能性があります。今回気になったのはフィッティング取り付け部が構造上横に飛び出す形になっており、取り付け部分が薄くなっています。そのため フィッティングを締め込んだ際にOリングがうまく押さえつけられない可能性があることを考慮して通水確認を行いました。今回使用したQD3を取り付けた際 には水漏れは起きませんでしたが、新しい部品を取り付ける際にはこういった漏れが起こりそうなポイントは注意しておいたほうがよいでしょう。
  単体でのチェックで問題がなかったので、ポンプのみに通電し、循環での確認を行いました。水流が発生すると静止状態ではなかった力が接合部にかかりますの で、改めてクーラントの漏れがないか再確認します。確認が終わったら、ポンプをPCの電源に接続し、本体の電源を入れて動作を確認します。


G1/4フィッティング取付口、取り付け部のエッジが薄め

水冷環境での性能確認

起動したらまずモニタリングツールを使ってGPUが冷却されているか確認します。今回のPOSEIDONは空冷・水 冷の両対応なので仮に水冷部分に問題があっても冷却ができないことはありませんが、その他のブロックの場合は水冷部分に問題がある場合、冷却ができません ので必ず確認するようにしています。
 GPUの温度はアイドル時で30℃~33℃ぐらいの温度で推移しており、前述の空冷時より低い温度で 推移しています。この時点で熱の移動が起こっていると判断できます。その後空冷時と同一設定で負荷をかけて温度の変化を確認しました。以下のグラフを参照 ください。最大負荷時でも54℃でコア温度は安定しておりクロックも1330MHzまで上がり、ほぼ横ばいで、1330MHzを維持しながら冷却できてい ます。負荷試験中のエラー落ちもなく安定した動作をしています。メーカー公称値ではリファレンス空冷クーラーより30℃低くなるとしており、当サークルの 環境でもPOSEIDONの空冷、水冷時の比較でも30℃の差が出ており、リファレンスとPOSEIDONの空冷時でも公称値で3℃低いと謳っているた め、メーカー公称値である30℃低くなるというアピールポイントは正しい値と見て問題無いと思います。

外観からは取り付けたフィッティング以外で水冷化されていると判断できる部分は皆無

垂直にG1/4の穴があるためケース内に収めるには
角度のついたフィッティングを使う必要があるだろう。



 こちらは水冷時の3DmarkとFFXIVのベンチマークスコアです。POSEIDONの水冷化以外は空冷と同一条件で計測しています。
GPUの最大温度は54℃となっており空冷と較べて
30℃低くなっている。

1330MHzを上限にほぼ張り付いている状態。
前ページの空冷状態と比較するとクロックのブレ幅は小さい。


水冷時スコア 15054

水冷時スコア 16246

検証結果から


 ベンチマークスコアを見てみると水冷環境の方が性能が上がってい ます。これはGPUの冷却が効率化したことでGPUBoostが高クロックで安定していたことによる影響だと判断できます。GPUはPCIスロットの配置 上、構造的、発熱的に水冷化によるメリットが大きく、今回のPOSEIDONのようにクーラー交換を伴わないで水冷化が可能なことは、水冷の空冷に対する アドバンテージである効率の良い放熱と熱移動を容易に獲得することができ、水冷を初めて行うユーザーや、保証面を気にされる方への大きなメリットだと考え られます。

 水冷ブロック一体型のGPUを扱ってみた感想ですが、水冷を初めて行うユーザーで、組立に不安がある場合、GPUはPOSEIDONのような空冷、水冷両対応ユニット搭載型やブロック搭載型を選択するのは選択肢としてありなのではないかと思います。
 実測で30℃温度差が空冷と水冷の間で出ており、水冷のメリットを活かせる性能を発揮できていること、水冷部が組み込み済みのため保証の範囲内で水冷を試すことができることなどがお薦めの理由です。
  逆にデメリットを言うと、POSEIDONの場合、水冷特化のフルカバーブロックより受熱のロスがあるように見受けられます。というのもメーカーサイトに よるとGPUコア→ベイパーチャンバー→液冷パイプ→クーラントという形で熱移動しているため、間に空冷用のチャンバーを通っています。空冷と水冷の両対 応という仕様を満たすため避けれない構造なのでしょうが、受熱部そのものを冷却する水冷用ブロックよりは熱移動の効率がどうしても落ちるかと思います。ま たPOSEIDONを初めとした水冷対応モデルは製品の数がとても少なく入手性が落ちるのも悩みの種です。

 ユー ザーとして気になる点はフィッティングの取り付け位置です。今回取り付けを行う際に問題は発生しませんでしたが、GPUの側面に向かってフィッティングの 取り付け位置が固定になっていますのでSLI構成にした際にGPU間の水冷の経路の取り回しが難しくなります。ハイエンド指向の方はSLIも視野に入れて いる方がいらっしゃると思いますので、SLI対応可能な構造になっていると、より購入者の幅が広がると思います。

  ASUS社は3/5発売のMaximus VIII Formula でもEKWB製のブロックを搭載した空冷/水冷両対応モデルをリリースしました。水冷メーカーとのタイアップをメーカーが前面にだして行うことは今まで多 くはありませんでしたので、ASUS社による水冷市場への後押しには今後も期待したいと思います。



 検証時には時間も限られており、デフォルト設定での検証しか出来ませんでしたがOCを積極的に行った場合を想定しても空冷と較べて性能向上が期待できるでしょう。

2015年11月16日月曜日

C89冬コミのお知らせ

C89当選しました。
UNT2worksは3日目(12/31 木曜日) 東メ02bにてコミケ参加致します。

新刊1冊と既刊本の頒布を致します。

今回の新刊は、また原点に戻りまして水冷を初めて行う方向けに躓きそうなポイントを解決するためのアプローチを、具体的な製品や解決方法を紹介する予定です。

(2015/12/12更新)
新刊は水冷PC読本 vol.7 水冷沼落としへのステップアップ編です。
空冷&簡易水冷から組立水冷へステップアップする際に無理なく水冷に挑戦できるように
水冷へのアプローチを最新の水冷キットなどを使って紹介しています。
水冷に対する近寄り難い感覚を少しでも薄めてもらえればと思います。

巻末にはコミケ会場などでも聞かれた皆様からの質問に対する回答をFAQの形で掲載しています。

vol.7で使用した水冷パーツはEKWBのPredator,Magicoolの水冷キット、ASUS社のPOSEIDON 980Tiなどになります。POSEIDONはレビューも含めていますので購入予定の方はご参考頂ければと思います。

vol.7 頒布価格500円
既刊はvol.5、vol.6、総集編vol.1の在庫分を頒布致します。
vol.5~6は500円、総集編は1000円にて頒布致します。


ではコミケでお会いできるのを楽しみにしています。

2015年7月24日金曜日

C88夏コミのお知らせ。

皆様、ご無沙汰しております。UNT2worksです。
twitterでは告知しておりますが、C88もコミケ参加となりましたのでご報告致します。

今回は新刊2冊、既刊2冊の頒布になります。
なんとか間に合いました・・・










 







【新刊】
水冷PC読本 vol.6 コンパクト水冷編 頒布予定価格 \500
水冷PC読本 総集編 vol.1 頒布予定価格 \1,000

【既刊】
水冷PC読本 vol.4 ラジエーター検証編 頒布予定価格 \500
水冷PC読本 vol.5 CPUブロック検証編 頒布予定価格 \500

新刊のvol.6は最近国内でも発売が開始したNCASE M1を使用した、ハイエンド水冷マシンを作るレポートです。CPUにIntel Core i7 5960X GPUにRadeon R9 290Xを使用したハイエンド構成のマシンを使用したハイエンド構成をあのコンパクト筐体に詰め込んでいます。

総集編はvol.1~3を一部加筆修正し、まとめたものになります。総集編頒布伴い既刊のvol.1~3は絶版になります。基本の内容は大きくかわりませんが一部を2015年現在の情報を基にアップデート致しました。vol.1,2はC87でも最後の在庫分を頒布致しましたが引き続き頒布希望の方がいらっしゃいましたのでこういった形で継続させていただきました。

既刊についてはそれぞれ残部を若干数頒布致します。
ご希望の方はお早めにお求めください。

2015年5月22日金曜日

thermaltake Pacificシリーズレビュー 2 & aquacomputer airplex radical 2/360, copper fins レビュー

お久しぶりです。私事忙しく最近更新が全く出来ず申し訳ありませんでした。
延び延びになっていた最近発売されたラジエーターの検証を行ってみましたのでご報告です。

今回検証したのは前回と同じくthermaltake PacificシリーズからRL360、またaquacomputerからはairplex radical 2/360, copper finsです。

まずはRL360から確認していきます。

【thermaltake PacificRL360】

thermaltakeが去年発表し2015年から展開を始めたDIY水冷シリーズのラジエーターです。
アスク社の製品解説ページには以下の様な特徴が書かれています。
  • 軽量で耐食性の高いアルミ合金素材を採用
  • 純アルミ製品に比べて腐食可能性を55.6%削減
  • ラジエータ内部に2列に並んだ13組のフラットチューブを内包
  • 14FPIのフィンピッチで空気抵抗を抑えて風量を増加
  • フィッティング取り付け部はG 1/4を使用
  • 計4サイズのラジエータをご用意
基本的には他社のラジエーターと同じような仕様、サイズ展開ですが、特徴的なのはアルミ合金を用いて熱伝導性の向上と軽量化を狙っているというところでしょうか。
 アルミというとやはり水冷経験者なら水冷を行ううえで問題になる電触を誘発する可能性が高いのですが、アルミ合金を採用することでそれを押さえているとのことです。長期間使用ではどうなのでしょうか。正直若干の不安は覚えます。
















パッケージは上記の通り黒を基調とした化粧箱に入っています。















 ぱっと見の作りは各社から出ているラジエーターを変わりません。















 14FPIということで、そこまで高いフィンピッチではありません。















 64mm厚なので厚みは厚いほうだと思います。NEMESIS GTXシリーズより若干厚位ぐらいのサイズです。















G1/4のプラグが付属しています。プラグは専用の工具が付属しており、それを利用して締める方式ですね。ネジがなめたり、Oリングを潰さないよう作業は慎重に。















In/Outは両面どちら側にもあるのですが各環境に合わせてフィッティング取付位置を調整します。















付属品のネジ類です。ネジ径はM3です。

【aquacomputer airplex radical 2/360, copper fins 】

ドイツの水冷メーカー、aquacomputer製の新しいラジエーターです。
以前に出ていたAMSシリーズと較べて連結機能の省略や、薄型化など、コストダウンを意識したモデルの印象です。AMSシリーズと同様でフィンがアルミ製と銅製で二種類ライナップがあります。(内部の配管は銅製で共通)
今回の検証で使用したものは銅フィンモデルになります。
















パッケージ全景です。以前のAMSシリーズよりコンパクトな外観になっています。
















ラジエーター全景はこんな感じ。構造はAMSシリーズに準ずる構造になっています。


公式ではFPIの情報がありませんがかなり粗めのフィン配置になっています。
















 側面にはradicalのロゴが入っています。ステンレス製の枠は高級感がありますね。















 radicalはファン固定用のネジ穴がラジエーターにかしめられておらず上記のようなナットを下の写真のように枠にはめ込んでネジ受けとして利用します。















慣れれば気になりませんが、最初は若干付け方に戸惑いました。


【検証】

 今回の検証環境も引き継ぎまして以下の環境にて行います。但しリザーバーのみ変更致しました。
CPU    Intel Core i7-5960X Extreme Edition
GPU    EVGA GEFORCE GTX 750Ti
M/B    ASUS Rampage V Extreme
メモリー    Corsair Dominator Platinum CMD16GX4M4A2800C16
電源    Corsair AX1200
ファン    Noctua NF-F12 industrialPPC-3000 PWM
CPU水冷ブロック  EKWB Supremacy EVO
Reservoir    aquacomputer aqualis 450 ml fountain effect
Pump    aquacomputer D5 pump motor with USB and aquabus interface
クーラント    aquacomputer Double Protect Ultra Blue
ファンコン    aquacomputer aquaero6 XT

 負荷は4GHzオーバークロックで、OCCTを30分回して最高温度とアイドル30分後の最低温度を計測しています。モニターは OpenHardwareMonitorを使いaquasuiteで取り込んでログを出力しています。水温は経路上に設置した水温計から同じく aquasuiteでログを取得しています。両方とも1sec間隔で記録しています。(基本前回と同じですね)
 今回はラジエーター検証ですのでファンの回転数は1200,2000,3000とPWMで変化させそれぞれの値を比較しています。また比較検証用としてBlackIceのNEMESIS GTS360の計測結果を合わせて載せておきます。


















【計測結果:及第点の性能はあるが、GTSシリーズと僅差】

比較的似たり寄ったりの値になっています。
radicalはFPIが粗めなので構造的に冷えにくいのでしょうか?AMSシリーズと似た構造もあり、計測結果の傾向も似た値になっているように感じます。(vol.4参照)
Pacificは厚みありますが数値的にはGTSとあまり大差ありませんでした。もっと冷えそうなイメージもあったので何回か計測したのですが当サークルの環境ではGTSより優位な値は計測できませんでした。

【まとめ:同価格帯で突出した性能はないのでお好みで】

新たにDIY水冷に参入したthermaltakeには頑張っていただきたいのですが結果は上記のような数値となりました。但しアルミを採用したメリット・デメリットの検証までやりきれませんでしたので条件を変えてみて引き続き検証したいとおもいます。radicalも及第点レベルの冷却性能でしたが、見た目も綺麗ですしaquacomputerファンであればとりあえず使ってみるのも悪くないかもしれません。
どの製品も価格は10000円前後と平均的な価格で落ち着いています。環境や好みに応じて選択して良いのではないかと思います。
もし同様に検証された方がいらっしゃり、違う値や傾向がありましたら教えて頂けると助かります。

【次回:夏コミに向けて】

間に合いますかね・・・(汗